森田石材店ブログ

お墓に咲く花?

2024年10月18日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

10月に入っても暑い日が続きますね。

夏が過ぎて、田んぼのあぜ道などに一斉に咲き始める赤い花・・・彼岸花。

あの花を見ると、秋が来たなぁ~と皆さん感じるのではないでしょうか。

彼岸花は別名に「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」と言って、サンスクリット語で天界に咲く花というおめでたい意味もあるのですが、

なんとなく不吉な花というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

私も小さい頃、「彼岸花を摘んで、家に持って帰ると火事になるよ!」と言われた記憶があります。

 

田舎には墓地のまわりにもたくさん彼岸花が咲いています。

これは、自然と咲いているのではなく、昔の人がわざと彼岸花が咲くように球根を植えて、それが根付いて今も咲いているそうです。

実は、彼岸花の球根には毒が含まれており、土葬が主流だった頃、モグラやネズミなどの小動物がご遺体に悪さをすることを避けるためにこの花を植えたと言われています。

そして、それを摘まないように、悪いイメージを定着させていったとする説があります。

 

亡くなった後も、家族のご遺体を守ろうという知恵でしょうか。

昔の人はすごいですね。

もちろん、墓だけでなく田畑の作物、土手を守る意味でも彼岸花を植えたそうなので、今もその名残でたくさん咲いているのですね。

 

とはいえ、不吉なイメージが定着したままなのは少しかわいそうなので、田畑やお墓を守ってくれる一面も持つ花なんだと彼岸花を見て思い出してくださいね。

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご依頼頂いた工事は墓地の縮小工事です。

滝野店のエリアでは、かつてはご夫婦ごとにお墓を建てる風習があったため面積が非常に広い区画がたくさんあります。

時代とともにいわゆる「代々墓」にまとめるようになり、広大な区画の管理に苦労される方も多いようです。

今回ご紹介するお客様の区画もなんと25㎡もあります。

区家内は真砂土の仕上げなので毎年草の管理に困っておられました。

また、墓石の数も多いので「花」の管理も大変とのことでした。

ですので最初のご依頼は「防草工事」と「お墓の数を減らす」ことでした。

防草工事は周囲の区画でも増えてきた「ファイバーレジン」をご希望でした。

ファイバーレジンでの防草工事は防草効果と仕上げの綺麗さから大変おすすめの施工方法です。

しかしファイバーレジンは骨材を固めることから、夫婦墓を建てていく区画では、その度に骨材を斫っていかなくてはならないので、見た目はあまりよろしくありません。

そこでお客様に今後のお墓の建て方を伺うと次は夫婦墓でなく「代々墓」で建てるつもりだという事でした。

ですので、防草工事に合わせて「代々墓」の建立をご提案しました。

さらに、巻石をカットして区画の面積を半分にすることをご提案しました。

こうして完成したお墓がこちらです。

カットして余った延石を仕切りに使ってもう一つ区画を作りました。

こちらはご親戚がお使いになられることになりました。

仕上げに使われていた真砂土が区画の外に流れ出し、数センチほど積もっていたので鋤取りました。

お客様からは「大変コンパクトになって綺麗になった」と喜んでいただけました。

寝かせる香炉

2024年10月14日 08:30

垣崎 美保
垣崎 美保

本店の垣崎です。

お線香は香炉に立ててあげるもの。

と思っていたのですが、お線香は寝かせた状態でもいいんです。

浄土真宗派の宗派はお線香を寝かせてあげます。

この線香皿はお線香を寝かせた状態で置くので香炉灰もいらなくて、全て燃え切った後は中の網を外し残った灰を捨てるだけなのでお手入れも楽です。

途中で倒れて火事になる心配もないので安心してお線香をあげられます。

この線香皿ですが、有田焼の可愛いデザインの物が揃っております。

お線香だけではなく、お香を焚くのに使用してもよさそうですね。

リビングや玄関に置いてもかわいいデザインで香りを選ぶのも楽しくなりそうです。

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埋め墓じまい

2024年10月11日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。今回は埋め墓のお話です。

加西市でお墓を建てさせていただいたお家から、埋め墓じまいのご相談をいただきました。

この地区の埋め墓じまいは十数軒程、既にお手伝いしています。

丘の上にある土葬の埋め墓まで登るのが大変だという事で、土葬上げはせずに近くの土を取らせていただき、ふもとにあるお墓に納めさせていただいています。そして、石などは撤去させていただき更地にします。今回は火葬ですが、埋め墓に納めておられたお骨を上げさせていただきます。

 

ご住職にお性根抜きをしていただきます。

 

今回は1ヶ所の撤去です。

 

 

約20年前、壷のまま納めておられたとの話でしたが、1m近く掘ったら焼骨が出てきました。しかし、壷はありませんでした。

 

平坦にして更地にしました。

 

 

納骨していただきました。

 

お性根入れしていただきました。

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地元上滝野の秋祭り

2024年10月09日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは滝野店事務スタッフです

 

10月5日、6日は地元上滝野の秋祭りでした。

その年の実りを祝い、家が子々孫々末代まで続くことを願って行われるお祭りです。

 

荒神祓いはかまどの神様である荒神を祓い清める行事で、
家が安全に健康に末広がりに永く続いていくようにと願いを込めて、
御札とともに獅子、笛が同行してくれます。

 

今年は店内を一周してくださり、おまけに事務スタッフ2名の頭もかんでくださいました。

獅子に頭を噛んでもらうと、頭が良くなるって言うんですよ!

 

私は子供の頃から見慣れた行事なのですが、
もう一人のスタッフは初めてだったので、いい思い出になったのではと思います。

 

 

 

 

次の日の屋太鼓です

 

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自分たちの入るスペースは?

2024年10月07日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、丹波市でお墓のリフォームをさせていただきました。
こちらのお墓は本来的なお墓の建て方に則って「五輪塔・夫婦墓・お地蔵様」で建てられていました。

施主様は「次は自分たちの(お墓の)場所を空けとかなあかんな」ということでリフォームをお受けいたしました。

このようなお墓の建て方の場合は、基本的に五輪塔は残し、昔の方からの夫婦墓を無くして、その方々のご戒名を五輪塔の竿石に追加していく。というのが本来の理想です。

ただ、敷地がある程度必要になってくるので少ない聖地では難しいことです。

写真のように五輪塔へは夫婦墓にあったご先祖様のご戒名を印しました。

写真では見えにくいですが塔婆立ても新しくなり、差し込み口を広くしたのでより多くの塔婆を立てることが可能になりました。

夫婦墓はご両親のものだけを残しました。これでスペースは確保されましたので当分は安心です。

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ちょうどいいお墓

2024年10月04日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

今回は、和洋折衷の形「ドゥース」のお墓をした丹波篠山市のお客様をご紹介いたします。

お客様との打ち合わせの中で、従来の形の和墓ではなくて、でも奇抜な形でもなく、その中間ぐらいお墓がいいと話になりました。店内に展示しているお墓、「ドゥース」を一目見て気に入って頂きました。

開眼式に、般若心経が書かれた一枚の用紙を持って来られました。それは、お父さんお母さん、お姉さん、ご夫婦にお子さんとみんなで少しずつ書き上げた般若心経です。

それを、お骨を納める納骨堂へ大事に納めました。「ごちゃごちゃしていなく、ちょうどいいお墓になり、これからみんなが集える、いいお墓になりました」と喜んで頂けました。

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ラフタークレーンでお仕事

2024年09月27日 08:00

倉木 了
倉木 了

篠山店の倉木です。

今回は傾いていたお墓を解体して基礎からやり直す工事をさせていただきました。

今回の墓地が密集しており搬入路がなく、ラフタークレーンを使用いたしました。

まず沢山ある墓石をラフタークレーンとカニクレーンで解体していきました。

先祖代々のお墓が1基、夫婦のお墓が2基、そして古碑が7基ほどありました。

もともとあった基礎も解体していきました。

元の地盤が緩かったり土葬の上であったりすると、重たい石材がのるのでどうしても傾いてしまう可能性があります。

ですので、基礎の工事が一番大切になります。

沢山あった石材がなくなり、綺麗な更地になりました。

少し粘土質でしたので、砕石を入れてしっかり転圧していきます。

型枠を組みコンクリートを入れて、基礎の完成です。

ここからはまた次回に続きます。

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砂原都人
砂原都人

本店の砂原です。

前回のお話の続きをしたいと思います。前回のお話はこちら

前回までは、スプリットブロック積みのお話をいたしました。

今回は、最終回となるお墓の建立までとなります。

まずはお墓を建てるうえで重要となります基礎ベースです。今回は地盤の関係もあり通常より広く基礎ベースを打っています。

その後まず外柵を据えて砕石で中入れを行い、しっかりと転圧を行います(この転圧も重要です)

そして、本題の墓石の建立となります。

今回は、ご先祖様の数も多いため大きい霊標に両面彫刻させていただきました。

今回施工いたしました場所は、草の生えやすい場所でしたのでファイバーレジン施工と

外柵の周りをコンクリートを敷いて、その上にバラス仕上げを行いました。

(目隠しフェンス)

(手すりと渡し橋)

そして最後にフェンスと、階段に手すり。そして水路を渡れるようにいたしました。

防草施工や手すりなどお墓まいりのしやすい形となりました。

 

縁切と縁結はセットで

2024年09月23日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

夏の暑さと諸々とで最近すっかり元気がなくなっている私なのですが、先日久々に出掛けてきました。

珍しく京都です。気になった場所がいくつか溜まったので一気に周ってきました。

まずは、安井金毘羅宮です。

縁切り神社として非常に有名なこの神社。SNSでも「ここはヤバい」なんて投稿がバズっているのを目にします。

「生半可な気持ちで行くと逆に呪われる」と、脅しのような文面で紹介されていることが多いですが、実際に行ってみるとそんな禍々しい雰囲気の場所ではありませんでしたのでご安心ください。

「縁切り神社に行ってきたんですよ~」というと心配をされましたが、実は縁切りだけでなく縁結びもしてくださるのです。「悪縁を切ってこそ、良縁が結ばれる」がキャッチフレーズです。

これが縁切り縁結び碑です。が、まずは、先に本殿へお参りをしましょう。

次に形代(かたしろ)を頂き、切りたい縁と結びたい縁、二つのお願いを書きます。

そして、形代を持って穴をくぐります。まずは表から裏へ。縁切のお願いをしながら通ります。
次に、縁結のお願いをしながら裏から表へ戻ってきます。

全て終わったら、糊で形代を石に貼り付けて終了です(糊も置いて下さっています)

平日のちょうど昼の時間帯で、待ちの列は2・3人ほどでした。

ネットで見るような脅しはいたしませんが、ただ一点注意してほしいことは、縁切り縁結び碑の手前に置いてあります石。これが太陽光で熱されてめちゃくちゃ熱い!!特に裏から通ってくる時にここに手を着くしかない→熱い!!→でも、穴は狭いので急いでは通れない!!→熱い!!!!! という事態になり、その後しばらくヒリヒリしていました。なので、夏場はハンカチを敷いたり、手袋を用意されると良いかもしれません。

熱い話をしたので、涼しげな画像をご覧ください。

おみくじを引き、お守りを購入して目的達成です。

次にやってきたのが因幡堂 平等寺

こちらはガン封じのお寺として有名です。そして、とてもかわいいお守りも有名です。あまりにかわいいのでネットでの転売が問題になっていました。

普段は神社ばかりを巡っていて、お寺での参拝方法が分からずに困ってしまったので自分用にメモをしておきます。

さて、これが目当てのお守りです。転売の件もあって一時期は購入数に制限があったようですが、今は無くなっていたのでお土産の分も含めて3つ購入しました。

なんで猫?と思われるかもしれませんが、裏表合わせて6匹の猫が描かれています。つまり「六猫」→「むびょう」→「無病」という理由です。

いつも縁結ばかりお願いしていますが、年齢的にもそろそろ健康にも気をつかってお願いしておいた方がいいでしょう。

と言いながら、この日もろくに水分補給をせずに歩き回っていたので若干頭痛+カメラの重さで写真を撮る元気も無い状態に。

9月も中盤ですがまだまだ暑いです。熱中症には気を付けましょう。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く